さて、今回は(同人)カリブの死闘のセットアップと、作戦研究について。


まずは、独仏連合軍(以後、連合軍とする)について。大ドイツ帝国海軍北米艦隊の主力は、ほぼ、ノーフォーク軍港に集結しています。また、キューバ島近海を哨戒するための分艦隊がマイアミ港に、そして、キューバ島の守備艦隊としてバハナ港にフランス艦隊が停泊しています。3つのUボート戦隊が任意の海域に配備されています。
続いて、日英米枢軸軍(以後、枢軸軍とする)は、パナマ地峡近くのコロン港に集結し、さらに、アイスランド向け船団の護衛艦隊がいるが、この艦隊は、第5ターンまでは身動きが取れない状況である。
それでは、連合軍の戦力だが、


ノーフォーク軍港に戦艦4、巡洋戦艦2、装甲巡洋艦6.重巡洋艦2、軽巡洋艦5、駆逐艦4個戦隊、正規空母5、軽空母3となっています。さらに、連合軍にとってカリブ海の玄関口ともいえるマイアミ港には、戦艦2、重巡、軽巡、駆逐艦それぞれ1、キューバ戦線を支援するバハマに仏戦艦4、重巡3、軽巡6、駆逐艦1戦隊となっている。増援は、8ターンに戦艦1隻、フォン・ヒンデンブルグのみ。
続いて枢軸軍。


まずは、コロン港には、日英米三軍の艦艇がひしめいており、日本軍が戦艦2、装甲巡洋艦2、重巡6、軽巡3、駆逐艦3戦隊、正規空母2、軽空母2となっている。イギリス軍は、戦艦2、巡洋戦艦1、重巡1、軽巡3、駆逐艦1戦隊。アメリカ軍は、戦艦2、装甲巡洋艦1、重巡1、軽巡4、駆逐艦1戦隊、正規空母3となっています。
そして、護衛艦隊の方は、日本軍が戦艦6、巡洋戦艦2、装甲巡洋艦1、重巡2、軽巡2、駆逐艦3戦隊、正規空母6(艦載機は全てジェット化)。イギリス軍は、戦艦1、重巡1、軽巡6、駆逐艦1戦隊。
この他、日本軍とイギリス軍は5ターンから11ターンまで増援が到着します。最後の11ターンには、戦艦播磨が登場します。
両軍ともにかなりの戦力が展開していますが、全力出撃は、なかなか実行できない状況です。まず、両軍共通してのことですが、燃料ポイント(FP)の制限があります。セットアップ並びに第1ターンで80FPの備蓄ができますが、まず、出港の時にFPを消費し、洋上でターンをまたいでもFPを消費します。さらに毎ターン獲得できるFPは40。連合軍の方はマイアミ、バハマの艦隊で合計48、枢軸軍はコロン港だけで105。こうなると何カ所か派遣エリアを絞り、どこに重点を置いて艦隊を派遣するか慎重に決めなければなりません。
双方ともに、ノーフォーク軍港、護衛艦隊と言う後方部隊を抱えますが、燃料の関係上、思うような運営は難しいと思われます。また、ノーフォーク軍港に艦艇を停泊させておくと、30戦力毎に1VPが獲得できます。護衛艦隊も同様で、60戦力を超えて30戦力毎に1VPを獲得できます。つまり、ここからあまり艦艇を引き抜くこともできないわけです。ただし、枢軸軍に関しては、5ターンより増援が到着するのでそれまでの辛抱となるでしょう。
ここまででもわかる通り、連合軍は、枢軸軍に本格的な増援が到着する6ターンまでに、何らかの行動を起こさねばなりません。枢軸軍は、アメリカの脱落(=サドンデス負け)を防ぐため、キューバ島エリアに陣取るアメリカ海兵隊師団の損耗を防ぎ、グアンタナモの防衛を成し遂げねばなりません。
取り敢えず、今日はここまで。次回は、両軍がとるべき行動を考えつつ、実際にソロプレイできたらと思います。
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- 2021/01/04(月) 21:41:40|
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