先日、友人のQ氏と(CMJ)マーケットガーデン作戦を対戦することとなった。このブログに作戦考察を出してから、初めての対戦である。もちろん、あの作戦考察を実行する絶好のチャンス。私は、今まで一度も勝っていない連合軍を担当。
まずは、空挺降下ターンの決定。引いたチットは5ターン・・・。どうも、私を含めたメンバーがプレイすると両極端になりやすい。これで2度目。
さて、注目の第1ターンのドイツ軍。ドイツ軍は、フランス国境を境に二重戦線を張る。初期配置の2個装甲師団は戦略移動でアントワープ近くに下げるが、私のように機動予備ではなく、歩兵師団にそれぞれスタックして後方戦線の強化に使っていた。
続く連合軍ターン。補給は当初の予定通り、イギリス軍に。機甲師団は海岸沿いに1個師団、中央に2個師団。歩兵師団はその支援に。攻撃は、相手を混乱させて後退させるも、除去に至らず厳しい立ち上がり。
アメリカ軍も当初の予定通り、中央やや南よりを進撃。こちらの攻撃は非補給状態にもかかわらず順調な滑り出し。
第2ターン。ドイツ軍はアントワープ周辺に陣を引く。その分、アメリカ軍側の戦線が薄くなっている。どうやら、アントワープ開放は最終ターン近くにも連れ込みそうだと判断。こちらの補給をアメリカ軍にシフト。当初の予定通り、増援と一部歩兵師団を除いてアメリカ軍は平野部を疾走。敵装甲師団はあいかわらずアントワープ近辺で歩兵師団とスタックしていたのでこちらの突進に対応できず。
第3ターン。アメリカ軍の進撃速度を恐れて、徐々に部隊がシフトしてくる。ただ、幸いなことにドイツ軍の無作為増援はこのターンまで全て歩兵師団。歩兵師団は全部で3個しかないのに序盤の大切なターンで歩兵師団しか引かないとは、どうやら運が味方しているようだ。今のところ損害はEXで除去されたアメリカ軍歩兵1個師団のみ。
若干手薄になったアントワープ周辺を掃討すべく、このターンは補給をイギリス軍にシフト。スヘルデ河口の要塞群に無傷のイギリス軍が襲い掛かる。このターンで、要塞3つのうち2つを占領。対岸への渡河ポイントも押さえる。
第4ターン。ドイツ軍はアントワープ前面に陣を引く。無作為増援についに装甲師団が登場し、アメリカ軍方面に移動してくる。
連合軍ターン、補給は相変わらずイギリス軍。このターンにアントワープを落としたいところだが、このターンの攻撃で米英両軍からそれぞれ1個歩兵師団が除去される。これで損害ポイントは4ポイント。ドイツ軍装甲師団を除去しない限り、残り2ポイントでVPが1ポイント差し引かれる。マズイ!
とりあえず、スヘルデ河口の渡河には成功し、アントワープも奪取。第5ターンにはアントワープ開港の予定。
そして、運命の第5ターン。ここまで来て、空挺降下が無いのだからこのターンと言うのは承知のドイツ軍。歩兵師団を前面に、その後方に装甲師団を配置しての二重戦線。もちろん、装甲師団はこちらの機甲師団の戦略移動を阻止するための配置。こいつは、ライン河渡河は無理か、と思ったら、一箇所だけ穴があった。僅か1ヘクスの穴だが、突破には十分!
そして、連合軍ターン。補給はアメリカ軍。装甲教導師団と、第7SS装甲師団が押さえる地域に1ヘクス幅の回廊がある。そこを塞いでいるのは2戦力の歩兵師団。そこにアメリカ軍の全機甲師団を集中する。戦力比最大で自動的に除去。機甲突破で2個師団が穴に飛び込み、さらに2個師団は装甲教導師団に張り付く。そして、空挺降下。ロアモンドの北、ジークフリード線の切れ目のマース河、そしてライン川にパラシュートが開く。そしてターンオーバー。
第6ターン。すでに先のターンでアントワープを開港しているので、補給状態は問題なし。先の穴から3個機甲師団が戦略移動でライン河を渡河、ルール地方になだれ込む。さらに、2個機甲師団と、南から上がってきた歩兵師団が第7SS装甲師団を包囲殲滅。アントワープ近郊でもイギリス軍が第17SS装甲擲弾兵師団を包囲殲滅。これで都合6損害ポイント。
そして、続くドイツ軍ターンに空挺師団が全て除去されてしまうものの、最終的には2VPを獲得して連合軍の勝利となりました。



今回は、ドイツ軍が積極的な反撃を行わなかったこと、第3ターンまでの増援が全て歩兵師団だったことが今回の勝因だったと思います。装甲師団による反撃があった場合、果たしてどうなるのか、と言うよりこのゲームに慣れた者同士が対戦した場合、果たして私の作戦が通用するのか、非常に興味にあるところです。
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- 2007/08/20(月) 08:26:42|
- 対面対戦
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