最近、サークルの例会などでもプレイされることの多い、(CMJ)ドイツ装甲軍団。今回はまず、マーケットガーデン作戦について色々と考えて行きたいと思います。
まず、コマンド編集部の方から、連合軍有利との情報を得ていたのですが、過去3回の対戦では共にドイツ軍の勝利でした。私の場合、2回をドイツ軍、1回を連合軍での対戦でした。しかし、他の方のブログなどを拝見していると結構、連合軍勝利が多い。さて、この違いはどこから来ているものなのだろうか?まずは、両軍のとるべき作戦行動について考えてみたい。
・ドイツ軍の作戦。
まずドイツ軍は、積極的な攻勢は取れません。とは言え、一方的な防戦に回ってもこれまた勝てないことは明白です。まずは基本的には、連合軍によるアントワープの占領を少しでも遅らせることです。少なくとも、第4ターンまで、出来れば第5ターンまで遅らせることが出来ればドイツ軍の勝利は見えてきます。
装甲師団は、スタックさせて戦線後方に機動予備とし、機甲突破などで突出してくる機甲師団を叩くか、非補給状態の陣営を叩くようにします。
歩兵師団は、基本的にはスタックさせません。ただでさえ、ユニット数が少ない上にスタックさせれば、戦線そのものを形成できません。このゲームにはオーバーランのルールが存在しないので、わずか1戦力の歩兵師団でも十分足止めできます。スタックさせずに、二重に戦線を構築することにより、空挺師団の降下を迷わせることが出来ますし、歩兵師団のZOCをすり抜けてくる機甲師団に対しては、周りの歩兵師団と、後方の装甲師団でタコ殴りで除去が可能です。

この画像は、第1ターン終了時のドイツ軍の布陣です。ここで重要なのは、非補給の陣営が攻撃できない距離に布陣する、と言うことです。少し下がりすぎでは、と思う方もいらっしゃるでしょうが、第1ターンに戦力を温存できると言うことは、残りのターンで遅滞戦術を実行しても戦線を維持できると言うことにつながります。
結果としてドイツ軍は、最初の2ターンにどれだけ戦線を張れるか、そしてアントワープをどれだけ保持していられるかにかかっています。
連合軍の作戦については、次回に。
スポンサーサイト
- 2007/08/02(木) 09:48:38|
- ウォーゲーム
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0