これはちょっと前の話です。
用事でちょっと出かけたその足で、近所にあった古本屋に立ち寄る。ちょうど、小説のコーナーで仮想戦記の特集をやっていて、色々な物が揃っていたが、その中で気になる小説、いや、シリーズを発見。『日独最終戦争:1948』と言う名の小説を目にして”これって、あのレッドサン・ブラッククロスのパクリかなぁ~”などと思って小説を手にとって見た。どうも、数人の作者による連作みたいなのだが、原作者の名前を見てぶっ飛んだ。その、原作者の名前は『タイ・ボンバ』。ウォーゲーマーなら、いやでも耳にするその名前。著名なウォーゲームデザイナーであり、米コマンド誌の創設者。つ~ことはもしかして~、と思ってさわりを読んでみたらやはり、かの”Tomorrow the World”の小説版だったのだ。
早速、数冊を買い込む。一応、全9冊で完結なんだが、巻の構成がいささか変わっている。というのも1~9巻ではなく、ABCとまず3部に分かれていて、それぞれが日独双方が行った作戦別に分かれている。
A巻:ドイツ空軍機動部隊(海軍じゃないので注意)によるハワイ奇襲作戦(ボーデンプラッテ作戦)
B巻:日本軍北米派遣軍によるセントルイス強襲作戦(ミ号作戦)
C巻:日本軍による中東侵攻作戦(サ号、ス号作戦)とドイツ軍のインド洋での作戦行動(フィンテ作戦)
AとCが2巻ずつ、Bが3巻、そして全てを統合したABC巻が2巻あって、それなりに読み応えがあります。発売が7年前と言うこともあり、新刊の流通は無く全て中古本と言うことになりますが、入手自体はそれほど難しくは無いでしょう。
しかし、本書でも書いてあったことだが、アドテクノスの『レッドサン・ブラッククロス』は国内のみならず本場アメリカにも多大な影響を与えたようだ。アメリカの軍事専門家の間では特にレッドサンの設定とかが非常に衝撃的だったらしい。一時、アメリカに少数輸出された同作があと言う間にプレミアが付いたと言うのがよくわかる。
う~む、Tomorrow the Worldの翻訳もやってみたいがまず、Tide of Ironのほうが先である。S氏に多大な迷惑をかけているようで申し訳ないです。でもできれば、Tomorrowのほうの翻訳にも参加していただければ、と言うのはちと図々しいか。
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2007/09/27(木) 23:09:55 |
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いやはや、最近色々とやりたい事が多い。まずは、Tide of Ironの翻訳。相方のS氏の翻訳速度がめちゃくちゃ速く、こっちはあせりまくり。やはり、慣れなんでしょうかね?最近、翻訳なんてやってなかったもんでその速度は、まさに亀並み。参りました。
他にも、ホームページの更新も行いたいし。記事になるネタはあるんだけど、それを文字にするのに考えがまとまらない。他にももう一つ、ホームページを作るつもりでいるのだがこれも遅々として進まないし、また、ホームページに関連して、スタイルシートの編集もしてみたい。そうすればもう少しホームページのスタイルも良くなるし。
んで、もう一つは、ノートパソコンのデュアルブート化。現在、Windows XPが入ってるんだけど、これにLinuxをインストールするつもりでいる。なぜ、今頃Linuxかと言うとやはり、VASSALのためである。VASSALはWindows以外にも、MACやLinuxでも運用可能で、しかも動作が軽いときてる。これは特に重いモジュールでは重要で事実、コンバットコマンダーのモジュールはノートでは起動に時間がかかった上に、途中でフリーズすると言う事態に。また、V氏が同じくノートパソコンをデュアルブート化して、その軽快さをアピールしてたし。
とりあえず、時間をとってシステムをいじりたい。まあ、ノートはあまり重要なデータは入ってないので思い切りシステムをいじることができる。さすがに、メインマシンには手を出せない。作製途中のモジュールをはじめ、ゲームの記録やら、ホームページのデータ、その他もろもろありますから。
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2007/09/20(木) 23:02:00 |
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先日、ASLトーナメントの第1回戦が終了。私は、まあ、予想通りといえばそれまでだが、1回戦にて敗退となった。
シナリオはJ41。ノルウェー軍は損害を抑えつつ、16の建物へクスを占領すれば勝利。ドイツ軍はそれを阻止すれば勝利なのだが、序盤の兵力差はいささかきつい。ドイツ軍が4個分隊程度の兵力に軽迫撃砲2門にLMGとMMG、指揮官も8-0が一人。対するノルウェイ軍はエリートと一般歩兵合わせて12個分隊に加え、LMGとMMGを各2丁、指揮官も9-2を含めて3名とある意味、圧倒的とも言える。ドイツ軍は3ターン目に増援がやってくるが、つまり、3ターンまでは初期兵力で3倍以上の敵に対するのだからちときつい。
そして、第1ターンは最初から波乱含みだった。接近するノルウェイ軍に対して射撃を行ったLMG、MMGが立て続けに6ゾロで故障と言うハプニング。ろくに射撃できないところに接近戦であっさりと1個分隊が除去。幸い、迫撃砲の砲撃で9-2指揮官を含めたスタックを混乱させることができたが押し寄せるノルウェイ軍には焼け石に水であった。
結局、増援の現れる第3ターンまでに初期兵力はそのほとんどが除去され、町の中央をはさんで両軍が対峙する事となり、最終的にはこの構図は変わらず、ノルウェイ軍の勝利となりました。
う~ん、しかし、しばらくASLから離れていたとは言え、まともな対戦にならなかったのは痛い。とは言え、一時期に比べると自分の中にあるASL熱が冷めてきているのは事実。買った当初はVASLの存在もあったせいか、それこそ脇目も振らずにASLにのめり込んでいたが、最近ではASLよりも他のゲームをする事の方が多いような気がする。世にはASLのみならず、沢山のゲームが出ている。さらにはVASSALのおかげでプレイの幅も広がりつつある。やりたいゲームはそれこそ山ほどある。
とにかく、今考えていることは、VASSALを使って色んな人と、色んなゲームをやることだ。V氏との東部戦線も然り、S氏とのコンバットコマンダーもまた然り。私としては今現在、フライトリーダーとブレイクアウト:ノルマンディをプレイしたいところです。誰かやりませんかねぇ~。
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2007/09/18(火) 23:19:59 |
ASL
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ASLトーナメントも、いよいよスタンダードディビジョンの開催となりました。前回スターターディビジョンは、1回戦で敗退、しかも途中投了と、相手にいやな思いをさせてしまいました。今回はそう言った事無く、きっちりとプレイしていきたい。
まず、第1回戦のシナリオはJ41。ドイツ軍の占拠する村にノルウェー軍が強襲をかけると言うこのシナリオ。当方はドイツ軍担当。3個分隊+2HSと言う少数戦力で第3ターンまで12個分隊ものノルウェー軍と対峙すると言うのは、結構きつい。火力こそはMMG+LMG、それに軽迫撃砲が2門。このシナリオはこの軽迫撃砲の配置位置と、隠蔽マーカーの使い方がミソではないかと思う。
それともう一つは、防御射撃のやり方だろう。前回のトーナメントではその辺のミスに付け込まれ、敗北したのだからその教訓を生かしたい所だが、果たして生かせるかどうか難しい所だ。
とりあえず、4日又は6日からいよいよ対戦開始だ。前回の投了みたいな無様な事だけはしたくない。
2007/09/02(日) 20:52:54 |
ASL
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